【参考資料】東京キャットガーディアンの施設概要

東京キャットガーディアンには、同法人が「保護猫カフェ」と呼ぶ公開型シェルターと、非公開のシェルターがあります。

シェルター、病院など同団体の施設の概要です。(2018年時点のもの)

●第一シェルター

豊島区大塚にある、譲渡対象外の猫を収容する非公開シェルター。
猫はまず第一シェルターに収容されることがほとんどで、譲渡可能な状態になると第二シェルターに移動する。

収容頭数:150〜200頭程度

一戸建てで、猫が収容できるのは1階〜3階まで。
1階には玄関、トイレ、洗面所と6畳ほどの部屋があり、6畳ほどの部屋は附属動物病院になっている。

1階附属動物病院:主にワクチン未接種の子猫や看護の必要な猫を収容

(6畳程度…子猫が多いときで40頭くらい収容)

1階洗面所:パルボが発生した場合、洗面所に隔離。

(2畳程度。空調設備は無く、感染防止のためドアは閉め切り。冬はヒーター、夏は保冷剤や扇風機で室温管理)

2階:主にワクチン接種後の子猫を収容

(8畳程度、キッチン有…衣装ケースに入った子猫が多いときで80~100頭)

3階:成猫を収容

(2畳程度1部屋…成猫6~10頭 8畳程度1部屋…成猫30~40頭)

【資料画像】第一シェルター1階

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【資料動画】第一シェルター2階

 ●第二シェルター

豊島区大塚にある公開型シェルター。
東京キャットガーディアンは保護猫カフェと呼んでいて、里親面談の会場も兼ねている。
入場料時に1,000円ほどの寄付を協力をお願いしている。

収容頭数:100〜150頭程度

tokyocatguardian.org

●西国分寺シェルター(閉鎖)

2017年10月(カフェスペースは7月)に閉鎖した公開型シェルター。
シェルターにいた猫は、大塚シェルターと立川シェルターに移動した。

●立川シェルター

8頭の飼い猫を全頭そのままの場所で飼育することを条件に遺贈された一戸建ての非公開シェルター。スタッフが一名住み込みで管理(他シェルター業務と兼任)。
東京キャットガーディアン公式HPで遺贈の経緯を確認可能。

収容頭数:20〜35頭程度

●移動譲渡車

公式HPによると2017年10月に移動譲渡車を使用してホームセンターなどでの譲渡を開始。
譲渡対象の猫たちは当日に譲渡車に移され、里親さんが決まらないとシェルターに戻る。

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●リサイクルショップ・事務所

豊島区大塚第二シェルター(公開型シェルター)のあるビルの1階にあるリサイクルショップ。ご支援品を販売し、売り上げをシェルター運営費に充てる。
広報、経理など飼育以外のスタッフの事務所も兼ねる。
飼育スタッフの事務作業は、各シェルターで行う。

●附属動物病院

豊島区大塚第一シェルターの1階にある。シェルターの猫の治療と子猫の不妊去勢手術を行い、一般診療はしていない。

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●そとねこ病院

豊島区大塚の公開型シェルターのあるビルの1階にあったが、2018年9月に附属動物病院獣医師兼そとねこ病院の院長が退職後、病院のあった場所がスタッフの事務所になっている。(2019年3月現在)

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