東京キャットガーディアン死亡数の改ざん、虚偽のHP公表と行政報告

■数年に渡り行われてきた死亡数の改ざん、虚偽のHP公表と行政報告
—年間200頭以上の改ざん、死亡後「譲渡された猫」で公開 

NPO法人東京キャットガーディアンは、公式サイトで譲渡実績を公表していますが、公表している死亡数と実際の死亡数に乖離があり、受け入れを行った行政へも虚偽の報告を行った事実があります。

→東京キャットガーディアン公式HPの譲渡実績のページ


過去、多い時で月に100頭以上(2012年4月)の改ざんがあり、虚偽報告を行っていた東京都の愛護センターには私たちから告発済みです
(※詳細は【参考資料】東京都動物愛護センターに東京キャットガーディアンの現状を告発を参照)

 

 ●死亡数の改ざん資料

公式ホームページに記載されている死亡数と実際の死亡数の差異です。(2012年〜)
※受け入れ数も改ざんされている年があります。

受け入れ数 譲渡数 死亡数 実際の死亡数 差異
2012 1025 753 84 330 246
2013 868 752 59 241 182
2014 713 675 59 193 134
2015 800 727 43 70 27
2016 766 759 35 51 16
2017 612 534 28 35 7
2018 645 617 29 42 13

月ごとの表は別ページでまとめています。

 ●死亡した猫を譲渡猫として公表
—生前にスタッフを里親に見立て譲渡写真を撮影 

死亡数を改ざんするのではなく、危篤や小康状態の猫は生前にスタッフを里親に見立てた譲渡写真を撮影し、死亡後に「譲渡された猫」として写真をサイト上で公開する方法が近年増加傾向にあります。

このような猫は死亡した猫の数には加えられず、譲渡された猫の数に加算されます。

 

【譲渡されたことになっている猫】
以下の猫はあくまで一例であり、譲渡したと公表し、シェルター内で死亡した猫は多数います。 

【資料画像】2018年9月27日に譲渡となっているE923は9月27日に死亡している

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スタッフが抱っこをして第一シェルター内で撮影

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死亡する直前の様子

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【資料画像】この2頭は山本代表へ譲渡したこととし、大塚第一シェルターで死亡しています(E866は2018年4月30日、F332は2018年10月7日死亡)

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